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橋梁について

打越橋 横浜市南区

 JR京浜東北線 石川町駅から中村川沿いに歩き車橋の交差点を左折.主要地方道80号横浜駅根岸線の坂道を5分ほど上ると鮮やかな朱色のアーチ橋が見えてきます.上路式2ヒンジ鋼ランガー橋 打越橋です.
 横浜は1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災によって壊滅的な被害に遭い,橋梁の多くは木製であったことから,ことごとく消失してしまったとの記録が残っています.これを受け,当時の帝都復興院(後の内務省復興局)と横浜市は178橋の震災復興橋梁を建設しました.打越橋もその1橋に数えられますが,この橋梁は架け替えられたものではなく新たに建設されました.
 

 説明板にあるように,丘を掘削して切通しを造成した際に分断された左右の土地を繋ぐ生活道路の一部として建設されました. 丘を掘削した際に排出された土砂は山下公園の造園に使用されたとのことです.

 橋上から下を走る横浜駅根岸線までの高さは約12.5mで,下を見るには少し怖くもありますが,反対に打越橋を下から見上げた姿は圧巻です.

 現在は鮮やかな朱色に塗装されていますが,以前は緑色,あるいはピンクに近い色に塗装されていたのではないかと言われていますが,はっきりとしていない様です.

 2015年には「元町・山手地区の震災復興施設群」として土木學會選奨土木遺産に認定されています.

  打越橋を後にして石川町の駅まで戻り,さらに元町のショッピングストリートを抜けて右手に外人墓地,左手に住宅地と横浜地方気象台を見ながら坂を上り,左に折れたその先には港の見える丘公園があります.
 そこからは1989(平成元)年に供用を開始した横浜ベイブリッジと,その先には1994(平成6)年に供用を開始した鶴見つばさ橋が望めます.

※掲載している写真は、全て弊社社員が撮影したものです。