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橋梁について

横浜赤レンガ倉庫~汽車道 神奈川県横浜市

 人々が集い、2007年には「近代産業遺産に認定、2010年には「ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞」も受賞した 横浜赤レンガ倉庫。その歴史は2号館が竣工した1911年に始まり、同年初代横浜駅から赤レンガ倉庫が構築された新港ふ頭の横浜 みなと駅まで鉄道も開通します。
 現在は、この鉄道跡の一部が「汽車道」という名の遊歩道として整備され、港一号橋梁・港二号橋梁・港三号橋梁が人々の往来を 担っています。
 港一号橋梁・港二号橋梁はAmerican  Bridge 社製(1907年)で、支間長103フィート9インチを有するプラットトラス橋です。港三号橋梁は、 北海道の夕張川橋梁から1連を、江戸川橋梁から2連を移設して大岡川橋梁として使用していましたが、夕張川橋梁から移設された 1連をさらに現在の場所に移設(支間長を調整)されました。イギリスのBraithwaite & Kirik社製(1907年)で、76フィート3インチの ポニーワーレントラス橋です。
 橋梁は赤レンガ側から港三号橋梁・港二号橋梁・港一号橋梁となっています。

港三号橋梁

港二号橋梁

American Bridge の銘板

港一号橋梁

港三号橋梁格点部

港二号橋梁格点部

  

※掲載している写真は、全て弊社社員が撮影したものです。